山岳渓流会 岩遊

足拍子の雪稜を登る


  • 谷川連峰の山行




3月 足拍子岳

豊野会長、福士(写真)、後藤(記録)「岩遊」、大塚さん「ゲスト」

会長からのお誘いで、上越・足拍子岳に行ってきた。

前日12日、早出してノルン水上で13時頃までゲレンデ練習。

集合は月夜野のいつもの場所で15時だったので、宴会の準備を整えたあとで会長、大塚さんと合流、会長のクルマで湯沢に移動した。

関越道から望む荒沢山~足拍子岳の稜線は例年だとでかい雪庇が見えるそうだが、見えたのは樹林の稜線だった。湯沢のヒミツの宴会場に着くと福士さんが先に到着していた。

まだ明るいうちから酒盛りが始まる。

「朝5時に起きて6時には登り始めたい」という計画だったが、前夜の宴会は大いに盛り上がり、就寝は0時を回ったころ。

カドナミ尾根に取り付きに向かって歩き始めたのは7時半となった。

カドナミ尾根下部は泥壁を灌木をつかんでよじ登る。小一時間で雪が出てきたが、前日以前のワカン跡があり、このトレースには最後まで楽をさせてもらった(荒沢山に幕営後があり、また途中足拍子岳山頂付近に3名の人影を見た。1泊2日の行程で先行していたパーティだろう)。

登りはそこそこな急斜面で、前夜の酒が汗となって吹き出して酔いが抜けてきたのでそう言うと、会長は、おれはまだ抜けねェなあ、と。会長が言うには二日酔いじゃない状態で朝歩き始めることはないのだという。。。

「酔ってるから山なんかに登っちゃうんだろう」と大塚さん。そう、会長は酔拳の達人なのだ。酔えば酔うほどツヨくなる。。。

2時間と少しの登りで荒沢ー足拍子稜線にあがり、大塚さんは荒沢山山頂へ。

その間に大休止して装備を整える。アイゼンもここから装着した。西面から稜線を見上げたときに見えるキレット様の下りは懸垂で降りる。

結び目付きのトラロープも垂れ下っているが、逆ルートのときはこれを掴んで登るのだろう。

細いナイフリッジ上を渡りつつ、ヤブに足を取られないよう気をつけながら、2時間ほど歩いて足拍子岳山頂に到着する。

足拍子岳からの下り、南尾根はピナクル状の岩峰を渡るところで1回ロープを出した。

会長は去年おととしと同ルートを歩いているが、これまで懸垂で下降した箇所は今回、ヤブがでていたので掴んで降りることができた。

このころには気温も上がって雪もずいぶんと緩み、時々膝くらいまで踏み抜きながらもいっきに下降。

下部の急な斜面は雪と落ち葉が混じり滑りやすい。灌木を掴んで降りていく。手袋は「防寒テムレス」を装備して行ったのだけれど、木・ヤブを掴んでも滑らず、また値段が安いため遠慮なく使用できるので、ヤブ漕ぎには向いてるな、思う。

15時ちょっと前ころ、南尾根の端、JR清水トンネル脇に出て山行終了。

例年はもっと積雪が多いので、大きな雪庇もあって、稜線の通過、下降にもロープを出すので困難度が増す、時間もかかるという。また、日中はあちこちで雪崩が発生するのでその轟音を聞きながらルートを辿るそうだ。

でも、寡雪の今年でもわたしには十分に楽しめたのだから、来年雪がもっと降ることを期待してまた来よう、と思った。

このルートは練習に丁度いい、と会長も言う。次に来るときは自分でリードしてみたい。

下山した道端にはフキノトウが出始めており、福士さんは晩飯のおかずに採取する。会長がフキノトウ絶品レシピを教えてくれたので、ご紹介します。

【フキノトウのショウユ炒め】
1.フキノトウは多めにあったほうがよい。この日のフキノトウは小ぶりだったので12~15個くらい。茹でて細かく刻む。
2.鍋に少量油をひき、ショウユでフキノトウを炒める。好みにより砂糖も。
3.酒のつまみにして食す。うまいだろ!


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