山岳渓流会 岩遊

核心の滝を登る 


  • 沢登り




8月 白樺沢

2015年8月28日  白樺沢

メンバー 豊野会長 後藤 福士
 

 

コースタイム 西黒沢の出合7時55分 → 虹芝寮着8時45分 → 魚止めの滝着9時15分 → 白樺沢とケサ丸沢への出合着9時50分 → 白樺沢の出合着10時20分 → 核心の滝着11時10分 → 登山道着14時20分 → 白が門駐車場着17時00分 
  

 

先週の日曜日には檜又谷の滝沢に行く予定でしたが、
 

 
 

 

悪天候の為あえなく敗退。
 

 
 

 

その後、転戦のルートとして万太郎沢の支流の
 

 
 

 

川棚沢
 

 
 

 

に行きましたが、雨が前日からじとじとと降っていた様で、これも
 

 
 

 
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あえなく敗退
 

 
 

 

し、その日は増水した沢の水が深い場所を使って
 

 
 

 

ゴルジュ突破!
 

 
 

 

の泳ぎの練習をしました。
 

 
 

 
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今週は、先週敗退した万太郎沢の本谷を遡行する予定でした。
 

 

ですが、今回もまた天気が悪そうなので、日帰りの沢に転戦し、湯檜曽川の
 

 
 

 

白樺沢
 

 
 

 

に行く事になりました。
 

 

白樺沢へはアプローチが長く、平地ではありますがとても長い道を歩いて行かなければなりません。
 

 

湯檜曽の魚止めの滝まで1時間20分程かかりました。
 

 

今回は天気が悪く、じとじととした天気でした。
 

 

西黒沢から湯檜曽の魚止めの滝までの道は特に
 

 

じとじととしており、豊野会長の大嫌いな
 

 
 

 

ヘビ
 

 
 

 

が沢山いました。
 

 
 

 
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3~4回はヘビを見ましたが、そのほとんどが
 

 
 

 

ヤマカガシ
 

 
 

 
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という会長の2番目に苦手なヘビです。
 

 
 

 
私も歩いているとヤマカガシがうねうねとして岩の間に逃げて行くのを目撃し、思わず
 

 
 

 

「うわ~~~~!!!!」
 

 
 

 

と悲鳴を上げると会長がヘビにではなく、私の悲鳴につられて驚いていました。
 

 
 

 
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私と豊野会長がヘビを見かける度に驚いていても後藤さんだけは冷静です。
 

 
 

 

今回のメンバーの中では一番ヘビに強い様です。
 

 
 

 

豊野会長が
 

 
 

 

「うなぎは気持ち悪くも何ともねえんだけど、ヘビはあの色がな~~。。。」
 

 
 

 
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と今回も深く悩んでいました。
 

 

豊野会長はかえるに関してはほとんど動じません。
 

 

しかし、教ソはヘビのみならずかえるもダメで、いつも沢でかえるを見かける度に
 

 
 

 

「うわ~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!」
 

 
 

 
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と、かえるより高く飛んで逃げ回っています。
 
 
 

 

そんな教ソの驚きっぷりに私はいつも驚かされてしまいます。
 

 

そんなに驚いていたら滝の上にかえるがいる時には驚いて
 

 
 

 

そのうち滝壺に落ちてしまうでしょう。
 

 
 

 

これらの事をかんがみると、これからの岩遊の克服すべき課題が見えて来た気がします。
 

 

それは、
 

 
 
 

 
 

 
 

「もっとは虫類と仲良くなろう。」
 

 
 
 
 

 
 
 
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という事です。
 

 

は虫類だってなんでこんなに嫌われなければいけないのかわからないと思います。
 

 

彼らはきっとこう言っている筈です。
 

 
 

 
 

 
 

 

「ぼくたちだって沢の住民なんだよ。そんなにこわがらないで。」
 
 

 
 
 
 
 

 
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へび にょろにょろ
 

 
 
 
へびさん
 

 
 
 

我々は彼らの声を真剣に受け止めなければいけません。
 

 
 
さて、この沢もなかなか滝の多い沢で、最初の滝もなかなか登りがいがありました。
 

 

多段滝で、途中に残置ハーケンはリングボルトが打ってある所もあります。
 

 

それほど嫌らしくはないのですが、
 

 
 

 

初心者がいるパーティは迷わずロープを
 

 
 

 
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使った方が良いと思います。
 

 

特に、上部の滝の落ち口は時期も時期なのか、
 

 
 

 

ぬるぬるになった岩
 

 
 

 

があり、そこで滑ったらひとたまりもありません。
 

 

白樺沢で一番大きい最初の滝を登ると、小さめの滝が続き、これらの滝もルートの取り方によっては難しくも簡単にもなります。
 

 
 

 
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下に釜があって仮に落ちても安全が確保されそうな滝はあえて
 

 
 

 

難しい所を登る事もできます。
 

 
 

 

一回、3mくらいの滝の水流沿いを登っているときに滑って釜にドボンしてしまいましたが、高さがある場所や、滝壺が渦巻いている所、落ちたら流されそうな場所などの落ちてはいけない場所とそうでない場所の見極めは大事だと思いました。
 

 

そうこうしていると、
 

 
 

 

白樺沢での核心の滝が現れました。
 

 
 

 
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さすがにこの滝の下には大きな岩がゴロゴロとしており、落下したらただではすまないので、ロープを付けて慎重に行きました。
 

 

滝の取りつきと段差になっている中段にハーケンが一枚ずつ打ってあります。
 

 

取りつきの場所の残置ハーケンは錆びていたので隣りに
 

 
 

 

ハーケンを一枚打ち足します。
 

 
 

 
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しかしながらこれも完全に根元まで入る事はありませんでした。
 

 

水流を浴びながら中段に登ると、1mくらいの残置スリングとハーケンが打ってあり、
 

 
 

 

中段のハーケンはがっちりと食い込んでいました。
 

 
 

 
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そこに支点を取ると、ぬるぬるになった岩に注意しながら、20センチくらい上に足を上げられる場所があります。
 

 

そこに足を上げて体を上げますが、それから上はホールドはほとんどなく、水流沿いにできた岩の溝になんとなく指をかけます。
 

 
 

 

水流をばしゃばしゃと浴びながら
 

 
 

 

最後は登る事ができました。
 

 

滝の落ち口から支点が取れる木までは5m以上の距離があり、その木の真下でビレイをすると全く声が聞こえなくなってしまうので、滝の落ち口までロープを伸ばし、
 

 
 

 

バタフライノット
 

 
 

 

などにビレイ器をセットしてビレイをすると良いと思います。
 

 
 

 
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滝をずぶぬれになって登ると、しばらくは平凡だが面白いルートが取れる滝が続きます。
 
 

 
 

沢をどんどんと詰めて行くと天気が悪くなってきたのでどんどん先を急ぎます。
 

 

すると、水流沿いは登れないが、
 

 
 

 

右側は所々階段状
 

 
 

 

になっている大きめの滝が現れます。
 

 
 

 
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そのまま登れなくはないですが、岩が見るからにぬるぬるになっていて、ぬるぬる地帯では何があるかわからないので、ロープを使いました。
 

 
 

 

登り始めから1段上がった場所に1枚ハーケンを打ちます。
 

 
 

 

ここにハーケンを打てばグランドする事はないでしょう。
 

 

この時はリスが広いので軟鉄のウェーブハーケンが良く効きました。
 

 
 

 
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中段はテラス状になっているのでそのまま登り、滝の落ち口のトラバースする所の
 

 
 

 

灌木に120センチのスリングを使ってランニング
 

 
 

 

を取ります。
 

 

滝の落ち口に降り、
 

 
 

 

滝を塞いでいた大きな灌木の塊
 

 
 

 
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の安定度を確かめ、そこでビレイ支点を取りました。
 

 

ここの灌木の塊がない場合は、
 

 

先ほどの120センチのスリングを使ってランニングを取った場所辺りにビレイ支点を取らなければならないでしょう。
 

 

滝の落ち口から
 

 
 

 

奥にはほとんど支点を取れる灌木の類いはない
 

 
 

 

と思いました。
 

 

その滝を登って何個か滝を登ると沢をトラバースしている登山道に到着しました。
 

 

この沢では
 

 
 

 

途中で登らなくても良い場所をあえて登ったり
 

 
 

 

して、
 

 

合計4回もハーケンを打ち、いい練習になりました。
 

 

その登らなくてもいい場所の横にトップロープでビレイをしてもらいながら登ってみたい
 

 
 

 

トイ状の滝
 

 
 

 

もありましたが、次に来たときに挑戦してみたいです。
 

 
 
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下山後は。。。

 

 

下山後は我々は月夜野の車が停めてある場所にまで戻り、
 

 
 

 

恒例の宴会
 

 
 

 
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が始まりました。
 

 

下山する登山道には
 

 
 

 

チチダケ
 

 
 

 
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というきのこをたくさん採りました。
 

 

豊野会長が言うには、
 

 
 

 

「栃木県民いわく松茸やまいたけよりも貴重なきのこ」
 

 
 

 
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という位貴重なきのこらしいです。
 

 

その夜の宴会には後藤さんが持って来た
 

 
 

 

炭火台
 

 
 

 
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で炭を起こし、月夜野のスーパーで買った
 

 
 

 

さんま
 

 
 

 
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を焼きました。
 

 

魚と言えば会長の出番です。
 

 

やっぱり、
 

 
 

 

純和風の男、和の伝道師である豊野会長
 

 
 

 
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が魚を調理している姿はさまになっていました。
 

 

会長の前世はきっと古ぼけた焼き鳥屋か居酒屋の店主か、屋台のオヤジさんであった事でしょう。
 

 

その日の晩は食いきれない程の食材でお腹いっぱいになって寝ました。
 

 

次の日の朝は
 

 
 

 

チチダケのキノコうどん
 

 
 

 

を作り、その残り汁の中にご飯を入れて最後は雑炊にしました。
 

 

山に来るとどうやらいつもより体重が増えている事が多々あり、さすがに
 

 
 

 

これだけ食べれば太らない訳はない
 

 
 

 

と改めて思いました。
 

 
 

 

写真ギャラリー

 

 
 

 

岩で埋め尽くされた西黒沢の橋

この橋は8月の大雨で流されてきたと思われる岩で埋め尽くされていました。
 

 
 

 

魚止めの滝

湯檜曽本流の魚止めの滝です。
 

 
 

 

白樺沢とケサ丸沢の出合

ゴーロ地帯が始まってすぐ左側から白樺沢とケサ丸沢に行く沢が出ています。
 

 
 

 

宴会用の山菜をとる

夜の宴会に備えて、早くも山菜を採る。
 

 
 

 

雪渓の亡くなった谷

教ソとケサ丸沢に来た時はここは巨大な雪渓で埋め尽くされていましたが、アースパワーの効力でほとんど溶けていました。
 

 
 

 

山菜を手に取る

宴会用の山菜です。雪渓がある場所にはけっこう山菜が残っています。
 

 
 

 

最初の滝とゴルジュ

ゴルジュ風の滝。ここは右側を行くと簡単に登れますが、左側はクラックがあってここを登ると楽しいです。
 

 
 

 

ゴルジュの左を登る後藤さん

岩がぬるぬるしているので滑らない様に注意しなければいけません。
 

 
 

 

ゴルジュの左を渡る

 

 
 

 

へつり

 

 
 

 

白樺沢出合の滝 全体

この左から出ている大きな滝が白樺沢です。
 

 
 

 

白樺沢 最初の滝 中段から上を見る

滝の中段から上。階段状になっていますが、初心者がいる場合はロープは出した方がいいでしょう。
 

 
 

 

白樺沢最初の滝を登る会長と後藤さん

滝の中段付近から。この滝はなかなか大きい。
 

 
 

 

滝を登る後藤さん 2

小滝がしばらく連続します。
 

 
 

 

滝を登る後藤さん

 

 
 

 

小滝を登る会長

 

 
 

 

核心の滝

この沢の核心の滝です。
 

 
 

 

核心の滝 2

右側の水量が細くなっている所を登ります。
 

 
 

 

打ち足したハーケン

残置ハーケンとスリングがありますが、根元まで入っておらず左側に一本打ちたしました。しかしこれも根元まで入りませんでした。残置ハーケンは打ちたしたハーケンのバックアップとして使ったらいいと思いました。
 

 
 

 

核心の滝を登る 

滝の中段に登ります。ここには残置ハーケンとスリングがありました。中段はテラス状になっていますが、岩が濡れてぬるぬるなので注意しましょう。残置ハーケンはかなりしっかりとしていました。
 

 
 

 

ふきを採る会長

早くも頭の中が宴会の事でいっぱいになった豊野会長は山菜を採取しています。
 

 
 

 

ふきを採る会長 2

 

 
 

 

先を急ぐ

登らなくても良い場所を登って時間を食ったので、先を急ぎます。
 

 
 

 

灌木の滝 出現

滝の落ち口に灌木が詰まった滝に到着しました。
 

 
 

 
白樺沢 上部滝 ハーケンを打つ

この右壁は階段状になっていてそのまま行けなくもないですが、岩が濡れていてぬるぬるなので、ロープを出しました。登り始めてからすぐにハーケンを打てたのですぐに打ちました。早いうちにハーケンを打っておくと安心感があります。最終のアンカーは滝の落ち口に詰まっている大きな灌木にビレイ支点を作りました。
 

 
 

 

最後の滝を登る

この滝を越えると、すぐに登山道がありました。
 

 
 

 

登山道に到着

14時20分。トラバースしている登山道に到着しました。
 

 
 

 

チチダケが生える

この登山道にはそこらじゅうにチチダケが生えており、みんなで採りながら下山しました。
 

 
 

 

チチダケと手に取る

 

 
 

 

駐車場に到着

17時。白が門の駐車場に到着しました。
 

 
 

 

ルンペンハウスで宴会

通称 ルンペンハウス で宴会をしました。
 

 
 

 

さんまを焼く

この時期、炭火はとても暖かくて良かったです。
 

 
 

 

さんまに塩を振りかける会長

和の伝道師 豊野会長がさんまに塩をふりかけます。やっぱ会長には魚が似合います。
 

 
 

 

大量のチチダケ

朝からこの大量のチチダケを使ってきのこうどんをつくりました。
 

 
 

 

きのこうどんの汁

このきのこの食感自体はぼさぼさとした感じでしたが、ダシがよく出ていました。
 

 
 

 

きのこうどん アップ

冷凍麺で作ったキノコうどんです。うどんも生麺よりも冷凍麺の方が腰があった美味しかったです。
 

 
 

 

雑炊 アップ

うどんの残り汁で雑炊を作りました。
 

 
 

 

タン塩 アップ

会長の大好きなタン塩です。朝からとても豪華な食事でした。この食事を続ける限り恐らく体重は減る事はないでしょう。
 

 
 

 

先週の万太郎沢でゴルジュ突破の練習の様子


 

 
 

 

万太郎沢 集合写真
万太郎沢の出合で集合写真。左から2番目の河村先輩はかつて5級の千代吉沢に日本酒を1升半持って行ったが飲みきれず、半分くらいの量を再び背負って持って帰ったという恐るべし伝説の男である。
 

 
 

 

万太郎沢 ゴルジュ突破の練習の様子
ここで泳いだり、左手で掴んでいる段差の上から飛び込んだりして泳いでいたら左のポケットの中に財布が入っていてずぶぬれに、、、。泳ぎの練習の前にポケットの中に財布が入っていないか確認しましょう。
 

 
 

 


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