山岳渓流会 岩遊

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  • 八ヶ岳連峰の山行




2月 赤岳主稜

2013年2月 メンバー 古城 福士

冬期八ヶ岳のバリエーションルートの入門コースとして人気の高い赤岳主稜に行ってきた。

リーダーの古城さんは単独で冬の北海道の利尻岳や、これまた単独で正月休みを使って知床半島の山脈を縦走して知床半島の先端に到達してから、海岸線沿いを伝い帰ってくるという計画を立て行ってくる様な男で、彼の山での豊富な経験が経験が浅い私には心強い。

前日は行者小屋の前にテントを張って宿泊。朝5時くらいになると回りのテントが準備の為に少しづつ騒がしくなってくる。

赤岳主稜1

私も順番待ちがいやなので早く出なければいけないんじゃないか?と不安になったが、どこまでも単独で行ってしまう古城さんは
 
             「だーいじょうぶダヨ。全然。」

と言ってまたグースカ寝てしまった。

かく言う私も山では極力たっぷりと寝たい派なので、彼の意見に同意して再び寝袋に入って、結局テントを出発したのは7時半頃になった。

行者小屋のテントサイト。後ろには赤岳が見える。

赤岳主稜2
赤岳主稜の取り付き口に着いた時にはすでに何組かパーティーがおり、案の定順番待ちを強いられた。

赤岳主稜3
取り付きにあるチョックストーンは少しいやらしく、乗り越すのはちょっとしたテクがいる。先行パーティーの何組かはこの岩で手こずっていた。しかしこの岩を越えると傾斜は緩くなり、ほとんど問題なく登れる。1ピッチ目はチョックストーンを乗り越して7〜8メートル登った所で一度ピッチを切った方がいいかもしれない。

そのまま支点がある場所に行くとロープが若干S字状に屈曲してロープの流れが悪くなってしまうので我々はチョックストーンを登った場所で1度ピッチを切った。

2ピッチ目は一応ロープを出して登ったがほとんど難しいとも感じず、その後のピッチはほとんどロープを出さずにフリーでどんどん登って行き、先行パーティーを追い越していく。

我々の前には5〜6パーティいたが、ほとんどの個所はロープを出さずに登ったため、我々の先にいたパーティーのほとんどを最終的には追い抜いて行く形となった。

古城さんは最終ピッチ辺りがいやらしい場所になると言ってそこだけはロープを出そうと言っていたが、どんどん登っていくといつの間にか山頂に着いてしまっていた。

赤岳主稜4

赤岳主稜の終了地点からは阿弥陀岳がよく見え、風が当たらない場所を探して軽く休憩と食事をとり、その後は一般ルートを下山してテントサイトに戻った。


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